産地からテーブル上までの安全・安心の物語

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1-1オーストラリア南東部の指定牧場

さわやかのハンバーグに使用する原料肉は、牛肉100%で、世界で最も安全と言われているオーストラリアの南東部で育てた牛のみを使用しています。
また、使用する牛はアンガス・ヘレフォードという食肉専用の牛種のみです。
さわやかからも定期的に現地を訪れて、安全確認を実施しています。

写真:オーストラリア南東部の指定牧場 写真:オーストラリア南東部の指定牧場 写真:オーストラリア南東部の指定牧場 写真:オーストラリア南東部の指定牧場

1-2安全な穀物肥育

広大な自然環境の中で、大麦を主体とした安全な穀物飼料で、約120日間肥育します。

写真:安全な穀物 写真:安全な穀物

1-3指定食肉加工場

指定牧場だけではなく、食用牛を牛肉に処理する加工場にも赴き、安全を確認した上で指定しています。

写真:食肉加工場 写真:食肉加工場

1-4ブロック肉のみを使用

現地の指定食肉加工場(HACCP認定工場)では、さわやかの指定部位〔ブロック肉〕に内臓由来の微生物が付着しないように、注意して処理されています。
衛生的に処理されたブロック肉は、ラッピング・箱詰め・冷凍処理されて、専用の保冷コンテナで日本へ出荷されます。

写真:ブロック肉のみを使用 写真:ブロック肉のみを使用 写真:ブロック肉のみを使用

2-1原料肉の入荷

専用の保冷トラックで、冷凍牛肉が搬入されます。
トラックの後ろのハッチを開けて、ドックシェルターという工場の専用の搬入口に駐車します。
ドックシェルターとは、積荷の搬入時に、工場の搬入口とトラックを隙間が無いように密着させて、屋外と屋内の空気の流出入を防止し、虫やホコリ等の侵入を防ぐと共に、室温を一定に保つ働きがあります。

※画像には音声は入っておりません

2-2原料肉の解凍

入荷した冷凍肉をコンベアに投入します。
段ボール箱に20㎏程度の冷凍肉がビニール袋にパッキングされた状態で入っています。
冷凍の原料肉を、段ボールに入った状態で、連続的に解凍機を通過させることで、ハンバーグ製造に適した温度まで解凍します。(ドリップが発生しないように設定しています)

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2-3原料肉の保管

解凍肉の入った段ボールを自動開梱機で、開梱していきます。
開梱時に、自動で段ボールのバーコード情報を読み取ります。
開梱された段ボールから原料肉をコンテナに自動で移載します。
原料肉の入ったコンテナは、自動コンベアラインで保管庫に搬入されます。
保管庫内では、自動で段積みして、原料肉のメーカーや部位毎に、所定のレーンに先入れ・先出しで保管されます。
保管温度は-3℃前後で、解凍後翌日まで保管し、原料肉の品温を安定させます。

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2-4原料肉の開封

ビニール袋に包まれた原料肉を開封して、部位が間違ってないか?異物や骨や牛毛の付着が無いかの検品を行い、所定のレーンに投入します。
使用する牛肉は、全てブロック肉で、端材等は一切使用していません。
空になったコンテナは、所定のコンベアに乗せると、自動で搬送され、洗浄・殺菌・乾燥されて、保管されます。
また、コンテナがコンベアを通過するときにコンテナのQRコードを読み取り、いつどのコンテナを使用したかわかるようにします。

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2-5原料肉の投入・計量・搬送

投入された原料肉は、生産管理システムでプログラムされた所定の組み合わせで、搬送・計量されていきます。

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2-6原料肉の殺菌

計量された原料肉は、専用の殺菌機で連続的に表面殺菌されます。
赤い状態の原料肉が、殺菌機に搬入されていきます。
所定の温度・時間に設定した殺菌機を通過させることで、原料肉の表面温度は「110℃~120℃」もの高温になり、万が一表面に微生物が付着していても、完全に殺菌されます。表面殺菌された原料肉が殺菌機から出てきます。
原料肉の表面が高温になったことで、原料肉の表面は赤色から茶色になっていることが確認できます。

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2-7殺菌後の検品

表面殺菌された原料肉を一個ずつ検品して、原料肉をミンチにする機械のリフターに投入していきます。
ビニール片、硬骨や軟骨等の検品を行っています。

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2-8ミンチ肉の製造

殺菌されたブロック肉をフレーク状にカットして、所定の香辛料を自動計量して噴霧し、均一になるまで攪拌します。
一回で、125kg程度処理することができます。投入ラインより送信された計量値に応じて、所定の香辛料が自動計算され、計量・投入されます。
機械で自動投入(計量・噴霧)される為、一定のタイミングで安定して投入することができ、ハンバーグ個々の香辛料のバラツキを低減します。

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2-9ミンチ肉の輸送

均一に香辛料がかけられた原料肉が、所定の大きさのミンチにされて連続的に吐出されます。
吐出されたミンチ肉はホッパーを経由して、搬送コンベアで次工程のハンバーグを計量する機械のホッパーに自動投入されます。

写真:ミンチ肉の輸送

2-10ミンチ肉の計量

ミンチ肉を一個ずつ計量・吐出する機械で、所定量に計量していきます。
例えば、げんこつハンバーグなら250gです。
また、ミンチ肉の品温を自動でモニタリングして管理しています。
二列同時に計量され、げんこつハンバーグなら、1分間に80個計量できます。
均一の圧力で吐出されていくことで、安定した品質のハンバーグになります。
製造する全てのハンバーグの計量を行い、設定された基準重量に合ったハンバーグのみが、次の工程に搬送されます。
基準値以外の重量のものは、コンベアで排斥されます。

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2-11ミンチ肉の成型

計量されたミンチ肉を型打ち機で成型して、ハンバーグの形状にします。
左右と上型の三個の型で成型します。

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2-12ハンバーグの検査

成型された全てのハンバーグをX線検査機で異物検査します。
一般的な金属検出器では金属異物のみしか除去できませんが、X線検査機では、金属は元より、石・ガラス・硬質プラスチックや硬骨も除去することができます。
万が一異物を検知した時には、コンベアにて排斥されます。

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2-13ハンバーグの包装

自自動包装機で、グルーピングしたハンバーグを、3~5個単位でラップ包装していきます。
ラップ包装は、ハンバーグの酸化を防止し、鮮度維持に効果があります。
※使用するラップは、食品衛生法で規定された容器包装の各試験に適合したものを使用しております。

洗浄済みのアルミトレイに、インクジェットプリンターにて、必要な情報を自動印字します。
※印字する情報は、製品名・製造日・製造曜日・使用期限曜日・ケース番号・QRコードです。店舗での管理に使用すると共に、トレーサビリティに必要なQRコードも印字しています。

アルミトレイにラップした製品を自動投入します。製品の入ったアルミトレイは、コンベアで自動搬送され、製品保管庫へ搬入されます。

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2-14ハンバーグの保管

包装された製品は自動で、速やかに製品保管庫に搬入されます。
段積み機で、段積みされて、先入れ・先出しで所定の場所に保管されます。
保管庫は二部屋に分かれていて、部屋毎に温度管理しています。
※保管温度は、季節に応じて0~3℃で管理しています。
※保管庫の温度は、コントロールとは別にモニタリング〔温度測定〕されて、異常があれば警報が発信されます。

※画像には音声は入っておりません

3-1ハンバーグのトレーサビリティ

生産管理システムによって、事前に入力されたデータに基づき、各店舗毎、発注された数量の製品が自動で出庫されます。
出庫時に自動でトレイのQRコードを読み取り、どの店舗にどの製品が出庫されたかわかるようにします。
※トレーサビリティとは、食品の安全を確保するために、産地での牛の飼育~加工、製造、流通などの過程を明確にするシステムのこと。
※出庫とは、工場や倉庫で、原材料・製品等を保管庫から出すこと。

※画像には音声は入っておりません

3-2ハンバーグの出荷

所定温度で管理された製品を保管庫より自動で搬出します。
担当者が専用の配送用保冷コンテナに、出庫された製品を搬入します。
専用の保冷車に保冷コンテナを積み込み、各店舗に配送します。※店舗到着後、店舗の冷蔵庫収納時に、製品温度を測定し管理しています。

※画像には音声は入っておりません

3-3店舗検品・保管

各店舗到着後、ハンバーグの製品温度を確認して、所定の温度(10℃以下)であることを確認します。
また、ラップ破れや変色等の異常がないことを確認した上で、速やかに店舗の所定の冷蔵庫に収納します。
ハンバーグは使用期限を順守し、品温が10℃以下となるように保管管理を行います。

写真:店舗検品・保管 写真:店舗検品・保管

3-4店舗試食

各店舗にて、毎日開店前にハンバーグのスタンダードチェックを実施します。
焼成条件、鉄板加熱条件等、お客様に提供するのと同様のやり方で、実際にハンバーグの提供を行い、試食して問題がないことを確認しています。

写真:店舗試食

3-5お客様へのご提供

お客様の「テーブル上」に「新鮮・作りたて・食べた一瞬のおいしさ」を提供しようをスローガンに、「産地、素材」にこだわり、全てのハンバーグを自社工場で製造して、「店舗でのスタンダードな商品提供」を行うことでお客様の笑顔につながる「安全・健康・元気の出るおいしさ」が描けるように、日々ハンバーグを提供させていただきます。

写真:お客様へのご提供